民間から霞ヶ関に出向して思ったこと

 最近、霞ヶ関に民間出向者がかなりいることを話題にした記事があったので、まさに自分も霞ヶ関のとある省庁に民間から2年ほど出向していた経験あるので、その時を振り返って思ったことのメモ

参考記事:民間人がなぜこんなに

 

一応採用されて入る

記事にもあるように出向の形態は色々。官民交流というのもあるが、私は非常勤職員という位置付けで出向していた。省庁にもよるのかもしれないが、一応面接を受けて採用という形をとていた。(ちなみに採用募集はHP等でも告知されているが、実際には出来レースのため、これに普通の人が応募しても採用されない。逆に出向する人間は、どんなに、適当に応募しても合格する。なんと無駄なことか。これに本気で応募する人にとってはもっと時間の無駄・・・)
 

給料もでるが、残業代は民間持ち

出向形態にもよるが、私の場合非常勤職員だったので、非常勤職員としての給料、つまり非常勤職員の定時分の給料は出るが、残業代は全くでない決まりだった。そのため、霞ヶ関の仕事で残業しても、支払いは民間持ちとなっていた。(この点では、定時以降は霞ヶ関側が民間人をタダで使っているとも言える)